新連載DJあおいのダメ女子研究所
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こんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
お悩み
あおいさんはじめまして！
いつもあおいさんの言葉に励ましてもらっています。
私事ですが先日子供が産まれました。
この子に何を見せ何を聞かせ何をしてあげたらよいのか、立派に育てあげれるのか、とても不安になります。
あおいさんが子育てをする上で意識していることなどはありますか？
子育ての目的は
いつか自分がいなくなってしまっても立派に自立して生きて行ける子に育てることにあります
そのプロセスで大事なことは『見守ること』『応援すること』そして『助けてあげること』
この三つがキーワードです
例えば我が子がはじめて自転車に乗ろうとしているとします、恐らくコケるでしょう
でもそれをグッと見守るのが自立を促す愛情です
当然コケます、でもまだ泣きません
自分で立ち上がり自分の意思で何度も再チャレンジします
その自主性があるうちはその自主性を『いいぞ！頑張れ！』応援してあげるのが自立を促す愛情です
そして何度もコケて泣いてしまったら『頑張ったね』と助けてあげるのが自立を促す愛情です
子供の自主性を尊重し、それを応援してあげ、挫折してしまったら助けてあげる
この繰り返しで安心してチャレンジすることができるようになり、自主性が育ち、そして自転車に乗れるようになるわけですね
しかし子離れができない親というのはこの三つのプロセスを嫌う傾向にあるんです
子供が自転車に乗ろうとしたら『危ない』という理由で見守ることができません
コケてしまったら『それみたことか！』と応援することができません
コケて泣いてしまったら『だから言ったじゃないか』と子供の自主性を助けてあげることよりも自分の正当性を主張します
そうやって子供の自主性よりも自分の正当性を誇示することによって『偉大な親』になりたがるんです
いつまでも親がいなければ生きて行けない子供でいてほしいんですよね
そのために子供の自主性を摘み取ってしまうような言動をとってしまうんです
子供が大きくなって自分を必要としない自立した大人になっていくのが寂しいのでしょう
結婚に反対しているというよりも『大人にならないでほしい』というのが本音なのではないでしょうか
しかし冒頭で申し上げた通り、子育ての目的は親がいなくてもちゃんと自立した大人にさせてあげることです
それと同時に、親孝行というのは親がいなくてもちゃんと自立した大人になることです
順番通りにいけば子供より先に親がこの世を去ります
それまでに『生まれてきてよかった』という瞬間を幾つプロデュースしてあげられるのか
それが親の手腕の見せ所だと思っています
以上
DJあおいでした
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