こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ










お悩み


あおいさん、こんばんは。
はじめまして。

先日友人から「死にたい」と打ち明けられました。
話を聞くと、昨年末に未遂でしたが自@をしようとしたらしいです。
そして、最近飼ってる愛犬が危篤状態でそのわんちゃんが亡くなったら自分も後を追いたいと
打ち明けられました。
「今自分が@んでも誰も困らない」と言われました。
その時私は彼女に何も言ってあげられることができませんでした。
私自身この世から消えて無くなりたいと思っていた時期があり、気休めの言葉なんか通用しないことは痛いほど分かりました。
彼女の力になれないことが歯痒くて情けなくて...。
私は彼女のことがとても大切で、これから先もずっと仲良くしていきたいと思っています。

あおいさんなら、「@にたい」と言っている人にどんな言葉をかけますか?











人にはそれぞれ
『自分はこういう人間である、自分はこういう世界に生きている』
という自我や世界観を持っています

その自我や世界観を形成するものが
別れや裏切り等で欠損してバランスが崩れると
人は『悲しみ』を感じるようにできています

その情報が『悲しみをもたらす情報である』と脳が認識をすると
幸福を感じる報酬系の物質ドーパミンの分泌が抑えられ
それと同時に『逃避』の準備を始める物質であるノルアドレナリンが分泌されます
食欲がなくなったり、気力がなくなったり
またはしにたくなってしまうという身体反応が出てしまうのはこのためです
ノルアドレナリンには毒性があり
人はあまり長時間ノルアドレナリンにさらされるわけにはいきません

一方、悲しみを感じると
人にはもうひとつの身体反応が現れます
それが『涙を流す』という反応です

涙を流すとノルアドレナリンを抑えられ
精神の安定をもたらすセロトニンが分泌されます
悲しいときに涙を流すのは
ノルアドレナリンが過剰になることから身体を守るための自己防衛なんです

悲しい現実に晒されている人にとっては涙が唯一の救い
『泣く』という行為はネガティブな印象を受けるのかもしれませんが
実はとてもポジティブな作用があるんですよ

悲しい現実の中にあっても泣かない、または泣けないという人の方が危険な状態であり
ちゃんと泣ける人というのはまぁまぁ心配のない人です

第三者にできることは話を聞いてあげること
たくさん言葉を掛けてくれる人よりも
たくさん話を聞いてくれる人に人は心を開きますからね

それがたとえ『しにたい』という気持ちであっても
その言葉を決して否定しないように
その気持ちを否定してしまうと
その人は心を閉ざし、孤独に引きこもってしまいます

彼等彼女等はしにたいわけではないんですよ
泣きたいだけなんですよ
泣ける場所を探して『しにたい』と助けを求めているだけですからね













以上
DJあおいでした



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