あおいさん、こんにちは。いつもブログ拝見しています。私はこの春で高校生になりました。でも足を悪くして杖をついていて、こんな自分と友達になってくれる子がいるのかなと凄く不安です。実際もう通っているのですが既にグループができていて中々自分から話しかけにいけません。あと、私は今抗がん剤治療中で今後通院しながら高校に通うことになるので時々学校を休むことがあります。なので私だけ周りについていけなくなるのではないか、とか遊びに行く時私は杖をついていて歩くのが遅いので誰も誘ってくれないのではないか、面倒臭いなと思われないか、など周りの目ばかり気にしてしまいます。どうすれば楽しい高校生活を送れるのか、アドバイス頂きたくメールしました。まとまりのない文章ですみません。体調に気を付けてお仕事頑張って下さい。

















自分のことを『特別な存在』と思っていないか?

杖をついて歩くかわいそうな存在が私
抗がん剤治療で時々学校を休まなければならないかわいそうな存在が私

自分自身を否定して
自分で自分をかわいそうな存在に仕立て上げ
周りとの隔たりを作り
そして自分自身を差別している

憐れみの目で見られたいの?
特別な存在として腫れ物のように扱って欲しいの?
違うでしょ?周りと同等に扱って欲しいんでしょ?

分け隔てなく溶け込んで
一緒にメシを食い、一緒に話をして
バカ話で腹を抱えて笑いながら
ときには助け、ときには助けられ
負い目も引け目もなく
周りと対等に付き合いたい
それが望みなんじゃないの?

だったら自分を差別しちゃダメでしょ
『かわいそうな私』になっちゃダメでしょ
杖が必要になっても大変な病気になっても自分は自分でしょ
足が悪くなってしまったからといって『自分』が変わるわけでもなし
病気になってしまったからといって『自分』が変わるわけでもなし
変わらずに本来の『自分』であればいいだけなんじゃないの?

『ひたむきに病と闘うかわいそうな私』なんて
映画やドラマのテンプレのような人格になんてならなくても結構
生意気を言ってもいいし、わがままを言ってもいい
喧嘩をしてもいいし、ときには泣いたって構わない
どうか病気のせいで『自分』を表現することをやめないように
あなたはあなたのままで精一杯生きてください

友達なんてみんなワケありの問題児の集まりよ
だらしない奴もいれば潔癖な奴もいて
鬱々としている奴もいればお花畑の奴もいて
病的なオタクもいれば病的なキラキラ病の奴もいて
大局で見ればみんな違ってみんな病気
『お互い様』だから対等な関係になれるんだよ

自分を表現することに手加減はするな
何があってもお前はお前のままでいいんだ
間違っても『いい子』になんかなろうとするなよ

それでも寂しかったらいつでもメールしてこい
友達は学校の中だけにいるわけじゃないんだぞ
ここにもいるんだぞ


















以上
DJあおいでした



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