【スルースキル講座 / その1】


TwitterやInstagram、ブログや動画等、ネットで自己表現できる場が広がり個人でも影響力を持つことができる時代になったのは嬉しい限りですが、影響力を持てば持つほど悩みの種になるのが誹謗中傷や批判非難で攻撃を繰り返す『アンチ』と呼ばれる存在です
彼等は悪意を正論に乗せて対象となる人を殴ってくるスペシャリストであり、ここで『スルースキル』がなければ深傷を負ってしまいます
才能はあるのにスルースキルがないがためにアンチの手によって葬り去られてしまった人を私はたくさん見てきました(悲しいっすね)
ここでは私が経験によって身につけたスルースキルをご紹介したいと思います
膨大な情報量になりますので数回(数十回?)に分けてちょこちょこと更新していこうかなと思っております
興味のある方は気が向いたときにでも覗いてみてください
少しでもお役に立てればエクスタシーです



アンチはどこからやってくるの?

ある程度の影響力を持つようになると、アンチはどこからともなくやってきます
それを巷では『有名税』なんて言ったりするのですが、その是非はともかく現実にある以上は受け入れなければならないものだと私は思っています
それにしても、同じくらいの影響力を持っている人でも、アンチが多い人とアンチが少ないがいるんですよね
その差は一体なんなのかと言えば、それは『信者の数』なんです
信者の数とアンチの数はだいたい比例するもので、信者が増えればアンチが増え、アンチが増えれば信者が増え、そうやって信者勢とアンチ勢の比率はどこまでもどこまでも拮抗を保っていくということです

アンチとは盲信的に否定する者たちですが、信者とは盲信的に肯定する者たち
ベクトルは反対を向いていても『盲信的』という点に関して言えば同質な性質を持っている者同士であり、対立する関係とはいえその実態はどちらも『同族嫌悪』だったりするんですよ
だから炎上における信者vsアンチの戦いというものは壮絶なるブーメランの投げ合い(目くそ鼻くそ大戦争)になったりするわけですね
アンチも大概ですが、信者も同等に厄介な存在だということです

サイクルとしては、表現者がまず信者を作り、そして信者がアンチを作り、そしてアンチが表現者を叩く、というバカサイクルになります
無題58

最初にできるのは信者です、アンチは信者がなければ生まれません、ここが大事なポイントです
ある程度の人気が出てくると、人気者だというだけで人が寄ってきます
中身も精査せずに人気者だというだけで疑いもせず全肯定をしてしまう人が集まってくるんですね
その人たちは表現者をチヤホヤしてくれる存在であり、表現者はそれが気持ちいいんです、気持ちよくなっちゃうんです
盲信的に肯定してくれる存在なので、まるで自分が全能の神になったかのような気分になってしまうんですよ
その信者接待に甘んじてしまうと表現者は表現者ではなく神になっちゃうんですよね
表現者が神になってしまうともうそれは表現ではなく信仰になってしまいますので、ここで怪しいカルトな集団ができてしまい、それに伴いアンチも生まれてしまうというわけです
アンチだけが悪者扱いにされがちなネットではありますが、アンチの元となるのは信者であり、信者の元となるのは表現者なんです
表現者として信者商売にならないように、信者を相手にするのではなく、読者や視聴者に納得してもらえる作品を作っていくのが『アーティスト』のあるべき姿なんじゃないかなと私は思います

音楽をやっている人なら自分のファンではなく音楽ファンのために、作家さんなら自分のファンではなく本が好きな人のために、信者の向こう側にいる人たちに向けて活動していくことが大事
ある程度の信者の数は仕方ありませんが、信者を増殖させるような布教活動はしてはいけないということですね

良識があるのは読者は視聴者の方で、また読者や視聴者はシビアな目を(耳を)持っている人たちでもあり、そういう人たちを大事にすることが自分の成長(スキルアップ)にも繋がるものだと思うんです
スルースキルの第一歩は信者をスルーすることであり、それは同時にアンチの増殖を防ぐことにも繋がるということですね

つづく