こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ







DJあおい様

こんにちは。
いつも記事を拝見し、元気や勇気をいただいております。
4月から社会人になる、20代半ばの大学院生です。

私はいつも、やるべきことをこなせません。
私の能力よりも、やるべきことの量が常に上回っているような感覚があります。
やるべきことを付箋やメモに書き出し、デスクの周りに貼っておいたり、持ち歩いたりしているのですが、
忘れっぽい自分が心配で、まだ何かやらなきゃいけないことを忘れていないか、頭から抜けていないか…と、
その予定や計画の方に意識が向いてしまい、
実際にその「やるべきこと」の作業に向き合っている時には集中できないのです。
自分でもおかしな話だとは思うのですが、注意力散漫で、何をするにも人一倍の時間がかかってしまいます。
結局、立てた計画も実行できずじまいになり、
本当に締め切り直前になった時に慌てて集中力を発揮したり徹夜をしたりして、
ボロボロになりながらなんとか今までやってきたような状態です。

人よりもずっと時間をかけて、真面目に取り組んできたはずなのですが、
出している結果は人並みかそれ以下のような気がするのです。

要領よく物事をこなすためには、何かコツがいるのでしょうか。
社会に出たら、今よりもさらに要領の良さが求められるような気がしていて、心配で仕方がありません。

何かあおいさんのお言葉をいただければ幸いです。

 









『焦り』というものは
今に在りながら今に無い
自分を置き去りに意識だけが先へ行ってしまう状態

やるべきことが10あるとして
1をやりながら2を考えてしまう
2をやりながら3を考えてしまう
ときには1をやりながら2から10までを考えてしまう
行動と思考が解離してしまうということです

意識だけが先へ行ってしまい
空っぽの自分で作業をしているわけですから
注意力が散漫になりミスをして
リカバリーに時間を取られて予定が狂い
さらに焦ってミスを連発してしまうという悪循環になってしまうわけですね

本来仕事というものは『価値あるものを提供すること』を目的にするもので
価値あるものを提供するための計画を立てることが必要になるわけですが
焦ってしまう人の計画というのは『終わらせること』が目的になっている場合が多く
早く終わらせるための計画が焦燥感を煽る結果になってしまうんです

焦ってしまう原因は目的にあります
終わらせることを目的にして計画を立てないように
価値あるものを提供することを目的に計画を立ててください

努力というものは早く終わらせるためにするもんじゃないんだよ
良いものを作るために努力が必要なんだよ
与えられた時間の中でいかに良いものを提供できるのかが努力
そこに注力することで才能は覚醒するものですからね














以上
DJあおいでした



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