あおいさん、毎日ご苦労様です。

仕事とお金についての事で、あおいさんに伺いたい事があり、メールをさせていただきました。

仕事は、やりがいで選ぶべきか、お給金で選ぶべきか、ということです。

わたし(37歳、独身)は今、病院の事務として勤めております。ですが、パートで、勤務時間も制限されており、あまり稼ぎがありません。
もちろん就ける仕事がある、お給料をいただけるだけでも有難い事だと思っています。色々な人を相手にするので、度胸もついたし、やりがいはあります。
が、やはりこの先の人生の事を考えるともっと貯金したい、お金が欲しい、と考えが強くなっています。

そしてつい最近、以前勤めていた職場で知り合い、よく私に気をかけてくれてた人から、その人の経営する会社で正社員として来てほしい、と打診されました。
業務内容は病院とは全く違う業界です。
給与面は今よりはよく、ボーナスもあります(お恥ずかしい話ですが、今までわたしはボーナスというのをもらったことがありません)
37歳で、正社員として来てほしいと言ってくれてこれも非常に有難い事だと感謝しています。

今の職場はやりがいもあり、人間関係もいいですが、給与が少ない。
正社員として打診されてる会社は、給与も今よりいただける、ボーナスもあるが、未知な点が多く、とびこむには不安がある。
というのがわたしの今の状況と気持ちです。

贅沢な悩みかと思いますが、1人で考えてると、堂々巡りで答えが出せません。

自分の人生なのに、モヤモヤ悩むなんて情けないと思います。

尊敬するあおいさんの、意見をきかせていただけないでしょうか。

このメールを読んでくださり、ありがとうございます。
よろしくお願いいたします。


 












薄給で重労働、休みもあまりなく、お金も時間もない
所謂『社畜』と言われる人ほどやり甲斐というものを持っています
正確に言えばやり甲斐にしがみついている感じですかね
せめてやり甲斐がなければやっていられないという心理です

人は矛盾を嫌います
薄給で重労働なんて誰もやりたくはありません
しかし何らかの事情でそれをやらなければならないと
その矛盾を解消するために『やり甲斐』を見つけるのです
『こんな重労働は誰にもできない、それをこなす私は素晴らしい』とか
『薄給でこんなに汗水流して一生懸命働く私まじ聖人』とか
そこが過酷な環境であればあるほどそれに耐えている自分を誇らしく思い
ブラックな環境に適応してしまうということです
だからブラックな環境にいる人というのは無茶苦茶なパワー系の精神論が大好きなんですよ

そんな環境に馴染んでしまうと
ホワイトな環境に罪悪感を覚えてしまうんですよね
『辛くなければ仕事じゃない』という価値観が植え付けられているので
仕事を楽しむことも、定時で上がることも、休日に休むことさえも罪悪感を感じて
ホワイトな環境に不安を感じてしまうということです
私もこの仕事に変えた当初はその不安に随分と痛めつけられましたよ

仕事のやり甲斐なんてぶっちゃけて言えばお金と時間が八割
お金があっても時間がなければ貧しい思いをします
時間があってもお金がなければ貧しい思いをします
お金と時間があって初めて豊かな思いをすることができるのです
やり甲斐云々よりも豊かになれるかどうかを優先して考えてください
豊かでさえあれば楽しいことがやり甲斐になりますからね












以上
DJあおいでした



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