新連載結婚偏差値ノートこんばんはDJあおいです
読者さんからこんな相談をいただきましたよ
『いつも拝見させて頂いております。
大学4年の女です。
わたしには付き合って約1年の彼氏がいます。最近マンネリ化が進んで、彼氏は私にそっけなくなり、自分からは会おうとしなくなり、連絡も遅くなりました。
いつも学校へ行く日の前に、彼氏の家に泊まり、そこから学校へ向かうといった生活をほぼ毎日しています。
毎日寝る時は隣に彼がいて、1人で寝るのは寂しいと、どうしても思ってしまいます。情けないですが、依存してしまっているのもあると思います。
どうしたらマンネリ化を対処できますか。
また依存を無くすのはどうすればいいですか。私は国家試験を控えており、勉強しなくてはいけないのですが、このまま別れてしまうのではないかと考えると、勉強も身に入りません。こんな私に喝をください。
長くなってしまいましたが、あおいさんご多忙だと思いますので、体をご自愛ください。読んでいただきありがとうございました。』
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マンネリは『わかったつもり』になってしまっている状態です
『好き』という気持ちと『知りたい』という気持ちは同じ
『その人をもっと知りたい』という気持ちが『好き』という気持ちです
もっと知りたいからコミュニケーションが必要で
もっともっと知りたいからコミュニケーションの果てにある身体関係が必要で
それがすなわち『愛している』ということなのですよ
人というのは知れば知るほど知らないところが出てくるもので
『もっと知りたい』という気持ちは本来尽きるものではないんです
だからコミュニケーションが尽きることもないし
話し合い続け愛し合い続けることができるものなんですね
しかしこれには『他人同士』という大原則があります
お互いが違う他人同士だという大前提を忘れることがなければ
『知りたい』という好意（興味）が尽きることはないわけですね
しかし付き合いも長くなり馴れ合いになってしまうと
『他人同士』という関係が曖昧になってしまうことがあります
自分と恋人を隔てる『他人』という境界線が曖昧になってしまうことによって
『自分の考えは相手の考えである』という勘違いを引き起こして
所謂『言わなくても通じ合える関係』というファンタジーな関係性になってしまうわけです
これが『わかったつもり』という関係性
話もしないでわかるはずもないのに
わかったつもりになってコミュニケーションがなくなってしまうのですが
話し合うことは愛し合うことに同義ですから
コミュニケーションがなくなってしまうことによって愛情も薄れてしまうというわけですね
これがマンネリのロジックです
倦怠期のカップルは例外なくコミュニケーション不足
お互いが独立した他人同士ということを決して忘れないように
他人だから好きでいられるのです
他人だから話が尽きないのです
他人だから生涯愛することができるのです
他人でなくなってしまったらその関係はもうおしまいよ
それこそ本当に他人に戻るしかないのかもしれませんね
以上
DJあおいでした
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