女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋
DJあおい
KADOKAWA
2018-03-24
3月24日発売!予約受付中!

























こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『私の彼氏についてです。
彼は 私のことを少し馬鹿にしたような態度をとる時があります。 上から目線で物事をいいます 。
「俺は中学卒業してから一人暮らしして学校行きながらバイトしてたし 同い年の奴らより頑張ってた」と言います 頑張った頑張ってないとか知らんけど 他と比較する時点で ムカつくし
彼は 地元をでて 都会の方へでてます、それに対して
「お前らは田舎もんやな〜」「田舎モンは 低脳ばっかり」 などと言います 田舎モンと付き合っとるアナタですよ。と言いたくなります。
何も言わないけど 腹が立ちます、 どれだけの苦労をしてきたか知らないけど その道を選んだのは自分やん。と思うし そんなことでしか 見栄張れんの?と思います。
なんかめっちゃムカつくし 電話をして 私が 黙ると 「なんで黙るん?なんか話すことないん?」と言ってきます 自分から電話をかけておきながら 話をしろと 振ってくるし 終いには 「だからあかんねん。接客業のくせ話もできひんの?お前のそういうところは治さなあかん」といってきます 、
まず どこから目線で物言うてんの?(笑) 接客業のくせにとか言うけど 今は仕事ちゃうやん プライベートでも ぺちゃくちゃお喋りせなあかんのか? だから話すことないならかけてこなかったらいい話ですし めっちゃ腹立つことが多いんですけど どうしたらいいですか? 』

 











不遇な環境に飼い慣らされると
仕事内容云々とは関係なく
『辛い環境であること』が自分の誇りになってしまうんですよね

薄給で長時間労働、休みも少なく最悪な労働環境の中
健全な人であるならばその環境に耐えられるものではありません
でも様々な事情や『仕事は辞めてはいけないもの』という思い込みもあったりして
『辞めたい、でも辞められない』という矛盾が生じます
これを『認知的不協和』と言います

そして『辞めない』ということを選択したとして
それを選択した自分を正当化する心理作用が働きます
不遇な環境で働く人の殆どは
そんな自分を正当化するために『こんな過酷な環境で働いてる自分すげえ!』と過酷な環境で働いていることを自分の誇りにしてしまうんです

仕事内容にやり甲斐を感じているわけではなく
誰よりも辛く過酷な環境で働く自分を自画自賛してそれがやり甲斐になってしまうんですね
だから不遇な環境に飼い慣らされた人というのは
手当も付かない残業や休日出勤を自ら進んでやるようになってしまうんです
このように不遇な扱いを受けている自分を正当化することを『認知的不協和の解消』と言います

しかしその誇りは違う誰かに認められる誇りではありません
他者の承認がなければその誇りに安心ができないので
今度は苦労自慢や不幸自慢で他者をマウントをする行為をしてくるんです
『お前より俺の方が苦労をしている、お前より俺の方が不幸なんだ、どうだ凄いだろ』というわけのわからない戦いに他者を巻き込んで
その戦いに勝利することで自分の誇りを守ろうとするわけですね

彼は自分の誇りを守ろうと必死になっているのですよ
そうしないと自分がいたたまれないのです
高圧的な態度からはわからないのかもしれませんが
実は結構な手負いの子猫ちゃんなのですよ

対処法は気持ち悪いくらいに褒めてあげること
『きゃー!すごーい!ステキー!』とあからさまに褒めてあげると
彼はきっと顔を真っ赤にして我に返ってくれると思いますよ









以上
DJあおいでした



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