想いよ、逝きなさい
DJあおい
幻冬舎
2017-09-21
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こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『こんにちは。あおいさん。
いつも拝見してます。
突然なんですが心がすっきりしないので
あおいさんからのお言葉を頂きたくてメールしました。

私は最近幼なじみの女の子で遊びました。
私と同じ年で社会人です。
私は世間一般からみるといわゆるブラック企業に勤めていて、休みは週1日、毎日13時間働いてます。
これを友達に行ったらその女の子1人が
「そんな会社辞めたらいいじゃん。私なんて月の半分休みで定時で帰れるけど辞めたいもん。私だったら絶対辞めてる~。」と言われなんかすごく腹が立って月に15日も休みなのになんで辞めたいって思うのかわからないです。
月に4日しか休みがないから嫉妬してるのかもしれませんが、会社をバカにされた感じがしています。
私は今年入社したばかりで毎日きついけどやりがいを感じてます。
でも心のどこかでその子が〇〇に行った~とかとても充実していて羨ましいと思っています。
私は心が弱いのでしょうか。
なぜこんなにモヤモヤしてるのかがわからないです。
何が言いたいのかわからない文章ですみません。
読んでいただきありがとうございました。』

 








ブラックな環境に飼い慣らされると
仕事内容云々とは関係なく
『辛い環境であること』が自分の誇りになってしまうんですよね

薄給で長時間労働、休みも少なく最悪な労働環境の中
健全な人であるならばその環境に耐えられるものではありません
でも様々な事情や『仕事は辞めてはいけないもの』という思い込みもあったりして
『辞めたい、でも辞められない』という矛盾が生じます
これを『認知的不協和』と言います

そして『辞めない』ということを選択したとして
それを選択した自分を正当化する心理作用が働きます
ブラックな環境で働く人の殆どは
そんな自分を正当化するために『こんな過酷な環境で働いてる自分すげえ!』と過酷な環境で働いていることを自分の誇りにしてしまうんです
仕事内容にやり甲斐を感じているわけではなく
誰よりも辛く過酷な環境で働く自分を自画自賛してそれがやり甲斐になってしまうんですね
だからブラックな環境に飼い慣らされた人というのは
手当も付かない残業や休日出勤を自ら進んでやるようになってしまうんです
このように不遇な扱いを受けている自分を正当化することを『認知的不協和の解消』と言います

ブラックな環境で我慢する自分に誇りを感じてしまっているわけですから
その環境を否定されることは自分の誇りを否定されることに等しいわけですから
苛立ったり腹が立ったりしてしまうわけですね

幸せを作るレシピというのはお金半分時間半分
お金と時間があって幸せは形成されているものであり
普通に考えてみれば休日がたくさんあってお給料もたくさんあった方が幸せですよ
それを認めることができないのは不幸を誇っている自分がいるから
そこに固執してしまうとこの先の人生は難航してしまいます
取り返しがつく間に認識を改めた方がいいと私は思いますけどね

やり直すのなら残りの人生の中で最も若い今の自分で
我慢なんかしていてもいいことなんか何もないぜ







以上
DJあおいでした



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