想いよ、逝きなさい
DJあおい
幻冬舎
2017-09-21
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こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『20代前半の女です。
私は、色々な人から「あなたの言葉に助けられた」「あなたの言葉が心に残っている」
などと、よくいわれます。
私は言葉に関わる仕事をしていることもあり、
言葉をとても大切にしているつもりです。
人を励まし、喜ばせ、笑顔にする、そんな言葉を愛しています。
そして私は、できるだけ人を傷つけない、寄り添った言葉を紡ぎたいと、心からおもっています。

そこでひとつ相談なのですが、私は正しさを貫くあまり、言葉がきつくなってしまうことが多々あります。
私は、正論を述べるのが上手いと思います。
誰が聞いても間違っていない、だからなにも言い返せない、だけど腑に落ちない
と、相手は思っていると思います。
結局は私の“正しさ”が勝ち、いつも相手を黙らせてしまいます。
本当はそんな風に、言葉を武器のように扱い相手を黙らせたいわけではありません。
だけど、どうしてもいつも正しさを貫いてしまいます。
いつも後から思い返すと、「私のあの時の言葉は、少しも相手に寄り添えていなかったな」と後悔します。
だけど、自分が相手に言ったことが間違っていたとは感じません。
ただ、相手を抑えつける言葉を使ってしまう自分が嫌で嫌で仕方がないのです。
どうすれば、相手に寄り添った言葉を使えるようになりますか。
言葉を使うとき、人にアドバイスをするときなどは、どういったことに気をつければいいのでしょうか。
あおいさんにアドバイス頂ければと思い、メールさせていただきました。
よろしくお願い致します。』

 








多くの人が望んでいる言葉とは
『あなたは間違っていない、そのままでいいよ』
という変化をしなくてもいい言葉ですね
特に女性はそういう『慰め』の言葉を欲しがる傾向があります

それを言うのは簡単なのですが
それだと何も変わらないんですよね
気持ちは幾らか楽になるのかもしれませんが
それは気持ちの問題だけ
ただの慰めだけでは現状を変えることができないということです

人は何かを変えたいから悩んだり葛藤したりしているわけで
気持ちだけ楽になっても現状が変わらない限り同じ悩みの堂々巡り
慰めというのはただ問題を先送りにするだけに過ぎないもので
いつかは現状を変えなきゃならないわけで
そのためには自分から変わらなければならないわけで
それに気付きを与えてあげるのが言葉の力だと私は思っています

『変わらなくていいよ』という慰めの言葉は逃げの言葉
『変わりなさい』という変化を促す言葉は攻めの言葉
逃げの言葉も必要なのかもしれませんが
それと同じく攻めの言葉も必要

どちらかひとつだけではダメなんです
悩みを抱えている人には逃げの言葉も攻めの言葉も両方必要なんです
どちらを選ぶのかはその人次第
選択することができて初めて選択の責任が生じ
それを自分の責任として生きていくことができるというわけですね

多くの人はその人が欲している慰めの言葉を捧げるでしょう
だからこそもう一方にある攻めの選択肢を与えてあげる人も必要だということ
大事なのは選択の自由はその人に託すことですね
正解なんてひとつだけじゃないってことさ
無理強いだけはしないようにお気をつけてください







以上
DJあおいでした



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