こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『私は20歳、女子大学生です。
私の母は55歳、すい臓がんステージ4の患者で、余命3ヶ月と伝えられました。
今は抗ガン剤治療を行っていますが、効果が出る望みは薄いようです。

家族は、父51歳、妹17歳、父方の祖父母がいます。主に病院には祖父母が行ってくれて、父は単身赴任なので主に週末、妹も高校と部活の合間にお見舞いに行っています。
私は大学の近くで下宿している為、土日のみ帰省してお見舞いに行っています。

先日、ニュースキャスターの小林麻央さんが亡くなりました。いつも母は、「まおちゃんが頑張ってるから、私も頑張る」と言っていたので、母のことが心配で心配で、、
その人が頑張っている理由や、支えがスッと無くなってしまった今。不安です。怖いです。

私にできることは何なのでしょう、どうしたら良いのでしょう。
医療従事者でない私は、母の病気を治すことはできません。
たまに病院に行き、たわいもない話をすることしか出来ていません。私に出来ることはこれ以上ないのでしょうか。

まとまらない文章ですみません。
もしお時間ありましたら、お返事下さったら幸いです。』

 






私の知人もがんを患って闘病をしているのですが
その人は闘病中にも関わらず今まで生きてきた中で今が一番幸せだと言っていますよ
だからよく『がんだからって勝手に可哀想な人にするなよ』と叱られます

もちろん自分ががんだとわかったときは絶望もしたそうです
わけもわからず世を恨んだりもしたし
誰とも話をしたくない日が続いたそうですね

一年後、二年後、五年後、十年後
おそらくはもう自分がいないであろう未来に思いを馳せると
胸が締め付けられるような思いで生きた心地がしなかったそうです、まだ生きているのにね

気持ちが晴れたのは自分の余命を受け入れてから
残り少ないわずかな余命をよくわからん未来を憂んで絶望で消費してやるにはあまりにも勿体無い
そんな無為なことで貴重な時間を消費するなら
話ができるうちにたくさん話をしておきたい
感謝を伝えたい人には感謝を伝え
思い残しのないように一日一日を丁寧に生きたい
そう思えたときから絶望は幸せにひっくり返ったそうですよ

これは経験者でないとわからない感覚なのかもしれませんが
その人のことを思うと安易に『頑張って!』なんて言えないんですよね
頑張ることさえもう許してあげてもいいんじゃないかとも思えるんです
その人にとっての『頑張る』とは絶望と戦うことですから
そんな辛い思いはもう二度としてほしくないし
いつまで生きていられるのかはわかりませんが
『楽しかった、生まれてきてよかった』と幸せなまま逝ってほしいという気にさえなるものなんですよ

心中はお察ししますが
今最も大切なのは『今生きている』ということ
いずれいなくなってしまうのはとても寂しいことですが
残り少ない時間を悲しみで埋めてしまうことが最も大きな後悔になってしまうかもしれません
もし明日いなくなってしまったとしても後悔のないように
伝えられる感謝は伝えておいた方がいいと思いますよ

病気であることは不運だとは思いますが決して不幸ではないということ
子の幸せが親の幸せよ、不幸な顔して親に心配掛けないように
『産んでくれてありがとう、お母さんの子でよかった』って一度くらいは言ってやれよ




以上
DJあおいでした



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