こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『こんばんは。
いつも愛読させていただいています。
スパッとした的確な苦言や助言がとても好きです。
今日は相談したいことがありメールさせていただきました。

私は、社会人1年目で、春から2年目を迎えます。夏から一人暮らしを考えています。
私には約1年目半付き合っている彼氏がおり、何年後かには結婚したいなと思っています。

私は実家暮らしで、いつも親に甘えて来ました。家事もあまりしたことがなく、炊事もあまりしたことがありません。看護師なので勤務が不規則であり、家事や炊事をしたいなと思ってもなかなかそれを言い訳に行動に移せません。してくれる人がいる、しなくても生きていけている、と、甘えてしまいます。給料も入れていません。貯金は一応していますが、好きなものを好きなだけ買います。さすがに、自分の立場に合ったものを選びますが。金遣いも荒いです。

そんな自分に嫌気がさしました。が、親に甘えてしまい家に金を入れる気もなければ炊事や家事をする気もありません。そこで、強制的にそれらをせざるを得ない環境へ変えようと思い、一人暮らしをすることを決め、半年程かけてようやく親を説得しました。夏からし始めます。

親の言い分としては、彼氏と結婚を見据えているなら結婚資金をまず貯めろ、お前のような奴が一人暮らしをしてお金を貯められるわけがない、です。
ごもっともですし、正論だと思います。
しかし、このままでは甘えてしまい何も変わらず、社会人として自立もできず、お金の大切さを感じることもできずお金も貯められない…という結末が目に見えています。

なにが正しい選択なのか分からなくなりました。
世間を舐めているのでしょうか。生きていく大変さを身に染みて感じてみようと思うのですが、やはり親の言う通り、間違っているのでしょうか。』

 





お金を貯めることができない人に共通して言えることは
『お金は命を繋ぐもの』
という認識がイマイチ実感できていないということですね
頭ではわかっているのかもしれませんが
それが経験則になっていないということです

当然のことなのですが
お金がないと人は生きていくことができません
生活の基盤となる『衣食住』を維持管理するためにはなくてはならないもの
何はともあれ生きていくために仕事をしてお金を稼いでいるわけであって
その他の娯楽はおまけみたいなものなんですよね

貯金をするのはべつに欲しいものがあるからというわけではないんです
その目的は物欲や私利私欲ではなくただ『安心が欲しいから』という理由なんです
ある程度貯金があると安心するんですよね
『もし今何らかのイレギュラーで失職してしまっても○年は何とか生きていけるな』という安心
それがないと自分の命がいつも崖っぷちに立たされているような気がして生きた心地がしないんですよ

どんなに高価なバッグや洋服より命より価値のあるものはありませんから
軽々に散財なんてするよりも貯金がしたいと思えるようになるんです
『お金は命を繋ぐもの』という実感があるから貯金ができるわけですね

確かに実家に居た方が環境的にお金は貯まるとは思うのですが
それって机上の空論でしかないんですよね
お金がなくても生きていける環境ではお金の本当の価値は学習できないものなんですよ

順番としてはやっぱり家を出て自立する方が先だと思いますよ
そこで一度辛酸を舐めてきた方が自分にとっての経験値になるんじゃないでしょうか
自分の命を維持していくための経験がなければお金の有り難みは学習できませんからね
一人暮らしをすれば預金通帳が愛読書になる気持ちがわかると思いますよ





以上
DJあおいでした



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