こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『あおいさんこんばんは。いつもブログ拝見させて頂いてます。
私もご相談させて頂きたいことがありましてメールを送らせて頂きました。
私は今23歳の女です。高卒で今の会社に入社をしもうすぐ丸5年経とうとしています。この5年間の間に3回の異動があり、異動先でも特に人間関係に悩むこともなく人に恵まれて仕事をさせて頂きました。なのですが、最近仕事に行く前に頭痛がしたり涙が出たり辞めたいと思う時があります。何が嫌で仕事を辞めたいのか分からないのに辞めたい行きたくないと思ってしまいます。前もそう言った落ち込み時期が多々あり、その期間を耐えればまた心が平常心に戻ることが分かっているので、耐えよう。耐えればまた大丈夫になるって自分に言い聞かせています。
理由もないのに仕事を辞めるのは駄目なことでしょうか、、?時期的に落ち込むことがあるのを自分で把握して今の会社にいた方が良いのでしょうか、、?
もしよろしければアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願い致します。』

 





過酷な職場で働いていると
労働時間と報酬のバランスがおかしかったり
休日出勤なのに手当てがつかなかったり
様々な矛盾が生じるのですが

この矛盾に不満を感じるのは心身が健全な人だけなんですよ
不満を抱え続けることはストレスですから
そういう意味で言えば『辞めたい』と思うことが健全な気持ちなんです

でも一日の労働を終えて
やりきれない矛盾を抱えることは人にとって耐え難い仕打ちになるものでして
自分を納得させるためにその矛盾を正当化しようとする心理が働いてしまうものなんです

『この仕事は楽しいんだ』と自分に言い聞かせて納得しようとしてみたり
『こんな過酷な労働をしている自分はなんて素晴らしい人間なんだ』と自分の価値を高めてみたり
『手当てなしで働く俺って責任感があってスゴいな』と自分を肯定してみたり
矛盾を正当化してストレスから逃れようとするわけですね

認知的不協和の解消と言うのですけども
所謂『社畜自慢』なんかはこの類のものです

過酷な労働をすればするほど自己評価が高くなってしまうので
心身が悲鳴を上げていてもそれを辞めることができなくなってしまうんですよ
自己評価を失うのが怖くて過酷な仕事をしているようなものです
これが『洗脳』ってやつですね

ちなみに報酬(給料)が少ないほどこの洗脳効果は高くなると言われています
不幸が価値だと思わなければやっていられないってことですね
だからブラックな職場ほど精神論を振りかざしてそれを美徳とする人が多いわけです

これはストレスを解消しているわけではなく
ストレスを誤魔化しているだけに過ぎない行為ですから
ストレスは確実に蓄積されていくものでして
そのストレスは少しずつ少しずつ心身を蝕んでいくものなんですよ

心はごまかせても身体はごまかせませんからね
気持ち的には仕事は苦じゃないと思っていても身体がそれを拒否することはよくあることです
動悸や目眩や頭痛はその初期症状
放っておくと心身が一致しなくなり衝動的に自傷してしまうこともありますので十分に注意してください

真面目な人が陥りやすい事象です
自分の声を無視してまで仕事に従事することはないです
少しくらいわがままな方が人として健全なんですよ
仕事を辞める前にいい子を辞めなさい
それだけで見える景色が違いますよ





以上
DJあおいでした



お知らせです

ブログ用Q&Aの相談窓口となるメールアドレスはこちらです


djaoi.otewohaishaku@gmail.com


お気軽にメールしてくださいね

























お仕事の依頼はこちらまで
mrnmtzk3159@gmail.com






『じゃあ言うけど』シリーズ最新作!



50000部突破の処女作!



男と女の違いを紐解く一冊
重版決定!




美女の教科書『DJあおいの恋の悪知恵』
絶賛発売中!

DJあおいの恋の悪知恵
DJあおい
KADOKAWA/メディアファクトリー
2016-02-19



こちらも絶好調発売中!




『DJあおいの恋愛指南塾』連載中


はあちゅう×DJあおいの電書絶賛発売中!










image 公式サイト『DJあおいの勘違いもほどほどに』











クリックにご協力お願いします