想いよ、逝きなさい
DJあおい
幻冬舎
2017-09-21
9月21日発売!ご予約はお早めに!













こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『djあおいさん、こんにちは。
藁をもすがる思いでご相談させていただきます。

私は三十半ばになる女ですが、精神的にとても未熟です。
身近な人、精神科の職員さんなど、頼ってもいい人には遠慮なく依存し、年老いた両親に暴言を吐いたりなど、親不孝なこともしています。
人との間に適切な境界線を引けていません。
自分自身の考えていることを相手も考えていると、感情ではなく感覚レベルで感じてしまっています。
本当に、どうにかしたいと思っていますが、どうしたら人を自分とは違う人格だと認識し、自立できるのかわかりません。

親との距離感がつかめないので、何年か前から一人暮らしをしています。
最近精神科のデイケアを卒業して、作業所で働き始めました。
一人でいても充実出来るよう、趣味も作りました。
ですが、なかなか精神的自立ができません。
一人でいることに恐怖を感じますし、自分を思いやってくれていないと感じた人には苛立ちを感じてしまいます。

人に依存しないため、変に甘えないため、人間として成長していくために、心がけていけばいい心構えなど、教えていただければ幸いです。
このままでは、きちんと人を思いやれないまま一生が終わってしまいそうで怖いです。
恋愛もうまくできません。相手の男性を結果的に苦しめています。人を愛したいです。』

 







人は自分が経験してきたことや感じてきたこと
自分の感情や思考の傾向等、その多様性を統合して『自分』というものを自分の中に描きます

自分が今まで歩んできた過去を総まとめにして『自分はこういう人間なんだな』という自分に対するイメージが出来上がるわけです
その自分のイメージが間違っている場合もありますが
人はその自分の思い描いた自分をベースにして生きているんですね

その自分が確立されてくると他人と自分との違いを許容できるようになり
『自分は自分でいいんだ、他人と違っていいんだ』という他人との差別化ができるようになります
これが『自立』ってやつですね

自分を支えているものは自分が思い描いた『自分像』であり
その自分像に支えられて自立しているわけです
自立するためには自分の中に確固たる自分像がいなければならないということですね

ですが依存体質な人、自立できない人というのはその『自分』がないんですよ
自分の存在を感じるためには他者を必要としてしまうものでして
他者がいなくなると自分の存在そのもにに不安が生じてしまうんです
他者がいなくなることは自分自身を失うことに等しいものになり
過剰に他人に依存してしまうわけですね

また生きていくためのベースとなる『自分』がないので
いつもその場の衝動的な感情を抑えることができないのも特徴のひとつです
人は自分が思い描いた自分で自分をコントロールするものなので
自分がないと衝動的な感情を制止することができないということ
『理性』というのは自分が思い描く『自分』のことなんですよ

人というのは愛されて肯定され自立していくもので
愛されることによって自分の感じたことや思ったことに自信を持ち
その積み重ねで『自分』というものを作り上げていくものなんです
それは本来自我が確立される幼少期に親から愛情を注がれて身についていくスキルなのですが
依存体質な人、自立できない人というのはそこが欠けている場合が多いです

しかし勘違いして欲しくないのが
『愛されなくて育ったわけではない』ということ
ただその愛情を感じるための感受性がまだ幼少期に備わっていなかった場合が多いんです
簡単に言えば愛情を受信できるアンテナが幼少期にはまだ建設中だったということですね
そこだけが未発達だったために愛情というものを知ることができず
自分自身を肯定できないまま『自分』というものを思い描くことができなくなってしまったということです

今最も大事なのは自立に急ぐことではなく
幼少期に感じられなかった『注いだはず』の愛情をいただくこと
つまり愛してもらうことが最優先になります
最もいいのは両親ですが、恋人や配偶者の代替でも大丈夫です
子供になって思い切り甘えてください
今のあなたならその愛情を感じ取ることができるでしょう
それがあなたの『全速力』になると思いますよ








以上
DJあおいでした



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こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『あおいさんこんばんは。いつもブログ読ませて頂いています。
元彼のことでもやもやしていることがあります。今後のためにもどうすれば良かったのかぜひアドバイス頂けると嬉しいです。


私は週に1回くらいのペースで会いたいと思っていたのですが、彼は月1回でも大丈夫なタイプでした。
初めは週1回くらいのペースで会っていたのですが、彼から会う頻度を低くしたいと言われました。
私がどのくらいの頻度なら会っても大丈夫か聞いても、具体的にはわからない。お互い遊びたくなったら遊ぼうと言われ、私は彼から誘われるのをずっと我慢して待っていました。
なので私が我慢しきれなくなると、会いたい、寂しいと言うことが多かったです。
すると、彼から会うことが義務に感じて会っても楽しめなくなったと言われました。

会いたい頻度が違う人と、どんな風に付き合っていけば上手くいったのでしょうか?』

 







『会いたい頻度の相性』というものを重要視する女性が多いのですが
それってそんなに重要なことでもないと思うんですよね

例えば会いたい頻度が月一でも
べつに月に一回しか会いたくないわけではないんですよ
自分から能動的に会いたいとは思わないけども
誘われたらべつに嫌ではないし
用がなければ喜んで会いますよ

大事なのは会いたい頻度ではなく会いたくない頻度
つまり『ひとりの時間がどれだけ欲しいのか』というところ
そこが満たされていれば、そこさえ侵害しなければいいわけで
毎日会いたがるようなガチガチの恋愛体質な人が恋人でない限り
そこら辺は柔軟に対応できるのではないでしょうか

問題はそこではなく『勝ち負け』に拘ってしまうところにあるのでしょう
自分ばかりが誘っていたら自分ばかりが好きみたいで嫌
『誘ったら負け』みたいな謎のプライドと戦うことになり
我慢を選んでストレスを溜めてメンヘラに堕ちてしまうだけです

そもそも好きな方が負けという価値観はおかしいです
そんな勝負に拘っていたらいずれお互いが勝者になったときにその関係は終わってしまいます
好きなときもあればそうでもないときもあり
恋愛感情とはなかなか安定してくれないもので
いつもどちらかがどちらかに片思いをしているような関係がずっと続くものでして
そのときにその関係を維持しているのは片思いしている方
つまり好きな気持ちの大きい方がその関係を支えているものなんですよ

無益な勝負に拘ってその関係を壊さないように
今はあなたがその関係を支えるターンなのです
しっかり支えなさい








以上
DJあおいでした



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読者さんからこんな相談をいただきましたよ




『あおいさんにアドバイス頂きたく、ご連絡致します。2年付き合って、別れて、最近また付き合った彼氏がいます。
わたしは、今までの彼氏に自分の気持ちとか嫌なことを嫌だと言ったり普通の人間が持つような感情を出さずに、良い女を演じて来ました。
けどなんでこんな風にいつもなってしまうんだろうと思うと、全然自分に自信がないのかもしれません。彼氏が自分にいつまでも興味を持ってもらえるように、必死に努力して、頑張ってました。
今の彼氏と別れたとき、嫌われるかと思って何も言えなかったと伝えて、また最初から付き合ってみようということになり今に至ります。私がいつも不安になり、別れを申し出ても、私のことを嫌わずいてくれます。
けど人はそう簡単には、変われないって思うこともあり、また不安になって別れようと言い出してしまいそうで怖いです。
愛されるのも愛すのも怖いのですが、どうしたら不安や負の感情に勝てるようになると思いますか?』

 







素直だと傷つきやすくなります
素直じゃないと傷つけやすくなります
傷つくより傷つける方が辛いと思える人に出会えたとき
人は素直になります

素直になれないのは自分を守っているから
あなたを守るのはあなたの役目ではなく彼の役目
彼が傷つかないように守ってあげるのがあなたの役目
お互いが自分を差し出し
お互いがお互いを守ること
それが恋愛というもの

自分を差し出してもいいと思える人だから恋愛なんですよ
その信用があってこその恋愛なんですよ

自分を守っているということは、素直になれないということは
自分を差し出すのが怖いということ
つまり『私はあなたを愛していません』という宣言に等しいもの
我が身が可愛いだけなら
その恋愛はもう終わりにしてあげましょう
素直になれないのはあなたの罪ですからね








以上
DJあおいでした



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